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アトピー性皮膚炎は「治らない」?

January 21, 2015

年が明けてあっという間に3週間経ちました。

お正月のラッシュも終わり、いつもの冬の人出に戻ってきました。

すこしすいている時間もありますので、

あまりお待たせせずに済むと思います。

皮膚のトラブルでお困りの方は、お気軽にお越し下さい。

 

皮膚科の病気の多くは治療によって治るのですが、

中には治りにくい方もあります。

35年の藤田皮膚科医院の歴史の間には、

生後まもなくから、大人になって今に至るまで

おいでくださっている患者さんもあります。

 

「どうせ治らないことは分かっています。」

すっかり諦めている、というか、

もともとの皮膚の状態を忘れてしまっている方もあります。

アトピー性皮膚炎の方の中には、お薬を付けるとよくなるので、

少し良くなるとそのままにされて、薬がなくなると、

忘れた頃にやって来られるかたも多くおられます。

 

ここ10年ほどで、アトピー性皮膚炎を取り巻く

治療、検査の環境は大きく変わりました。

「TARC」という、皮膚炎の程度を表す検査値が、

採血でわかるようになりました。

自分では良くなっているつもりでも、検査をしてみれば、

検査値が基準値からどれくらい隔たっているかを見ることで、

今の状態が一目瞭然。

患者さんも医療者側も、共通の認識を下に

治療のモチベーションを保つことができます。

 

TARCと同時に、「IgE」というアレルギーの指標を調べると、

どういった抗原(ダニの死骸、フンやカビ、ペットのフケなど)

に反応しやすいか調べることができます。

白血球の中の「好酸球数」が上がっていれば、

今現在強いアレルギー状態にあることが示唆されるので、

生活環境に注意が必要です。

 

アトピー性皮膚炎で長期に悩まれている患者さんは、

一度採血して検査をしてみることをおすすめします。

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」

まずは客観的にご自分の状況を把握することで、

以後の治療をより効果的なものにすることができます。

 

漫然とお薬を塗るだけではなく、

目的意識をもって治療すれば、

「悪くなってもこれくらい」

というように、症状が悪くなる波を徐々に小さくすることができます。

いつしか、日常生活にほとんど支障を来さない程度のかゆみや発疹が

時々出る程度になるはずです。

そう言う意味では、「治らない」と言い切ってしまうことには、

慎重でなければなりません。

 

「たかがアトピー」と侮るなかれ。

皮疹の悪化や、ヘルペスがつくカポジ水痘様発疹症

細菌がつく痂皮性膿痂疹などで、入院する方もあります。

調子の悪い患者さんは、様々な治療を組み合わせて、

皮疹をさらに良いコントロールに持っていくことが、

重症化を防ぐ大事な予防策となるのです。

 

次回は、実際に当院で取り組んでいる

アトピー性皮膚炎の全身療法についてまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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