藤田皮膚科ブログ

多汗症治療に水道水イオントフォレーシス開始しました。

「手に汗をかきだすとビショビショになって、答案用紙が曲がってしまう」など、 手掌多汗症の患者さんの悩みは深いものがあります。 その精神的苦痛に比べ、治療法は決め手に欠き、制汗剤を手に塗るとか、 精神安定剤を飲むといった程度、手術も成功率が低く、 治療する側としてももどかしい思いでした。 水道水イオントフォレーシス療法(イオン浸透療法)の原理は簡単で、 多汗症の部位を水道水に浸し、そこに弱い電流を流し(電気分解)、 汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)からの汗の生成を抑制する多汗症治療です。 イオントフォレーシス療法は日本ではあまり浸透していませんが、 欧米では一般的な多汗症治療法だそうです。 先日、一人目の患者さんが来られました。 長年の手の汗に悩む若い女性でした。 手と足を、水を浸したバットに漬けて10分、 少しピリピリする以外は大きな副作用もありませんでした。 週三回通院して、2回目の施術が終わったころから効果が感じられはじめました。 週2回に減らしましたがひどく再燃することはありませんでした。 10回の施術で一応終わりとしましたが、 施行前に比べてずいぶん改善したと喜んでおられました。 今後の経過報告が待たれるところです。 その手技自体は目新しいものではありませんが、 機器が高価なこともあり、一般的なクリニックであまり導入されているところは ないように思います。 効果は日本皮膚科学会のガイドライン https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913324_3.pdf でも推奨度Bと認定されており

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