手荒れと手洗い
寒の戻りも少し和らいで、いよいよ3月。
卒業、入学などであわただしい季節、のはずが、
まさかの春休み前倒し!
新型コロナと相まって、
花粉の飛散もそろそろピークとなり、
「しっかり手洗い、うがいを!」
と、耳にタコできるほど聞かされる毎日です。
このCOVID19、元気な人は、
感染しても少しの症状が出るか、
まったく症状の出ない人が大半だそうです。
つまり、症状なくても、
「自分はウイルス陽性かもしれない」と思って、
注意して生活することが一番の感染拡大の予防になる、
ということですね。
まずは慌てずに、良く寝てよく食べること!
(でも暴飲暴食は避けてくださいねw)
過度に心配することなく、落ち着いて、
普通の生活をすることが大事です。
(FB友達の先生からシェアした画像を添付しています。
ほっこりした感じが伝わってきて気に入っています。)
そうでなくても手荒れをしやすい時期、
まじめな方ほど、しっかり手洗いしすぎて、
手が切れたり割れたりするぐらい、
手荒れをひどくして来られます。
ところで、正しい手洗い、ってどんなのでしょう?
この先生、初めて知りましたが(笑)
手洗いの仕方を丁寧に教えてくださっています。
まとめると、
① まずしっかり水で洗う(99%のウイルスや細菌は除去できる)。
② ハンドソープを左手の掌に2プッシュ出して、
右手の指先を浸すようにして洗う。
③ 左手の掌のハンドソープを右手の掌に移して、
左手の指先を同様に洗う。
④ 手の甲を洗う。指の間も丁寧に洗う。
⑤ 掌をこすり合わせた後、
親指、人差し指の付け根をねじるように丁寧に洗う。
⑥ 両方の手首を洗う。
⑦ 流水でよく濯ぐ。
ということです。
このやり方、手の丈夫な人にはお勧めですが、
手荒れをしている人はハンドソープがしみこんで、
さらに湿疹を悪化させてしまい、
かえって食中毒などの感染の原因になりかねません。
そこで、私がお勧めするのは、
上の手洗いの順番を変えて、
①→④~⑦と流水だけで洗った後、
②③を行うことです。
全体に洗剤を行きわたらせずに、
指先だけハンドソープで洗うのです。
こうすれば、最もウイルス・細菌の多い指先を滅菌消毒し、
手全体のウイルス・菌もほとんど取り除きながら、
手荒れを最小限にすることができます。
あなたの手を守ることは、
あなたとあなたの身近な人の生活を守ることです。
新型ウイルスが来たからって、
慌てることはありません。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
洗いすぎにならないように気を付けて、
寒いシーズンを乗り切ってくださいね。
春は、もうすぐそこまで来ています。